2018年3月議会 ※全文はここをクリック!

(相崎)

ただいま議長より発言の許可がございましたので、私は通告に基づき、発言をいたします。よろしくお願いいたします。
今回は、あり方が検討されている公共施設の今後について質問します。
今、伊丹市では、公共施設マネジメントを推進し、現時点で幾つか機能移転や建てかえやリニューアルなどが方向づけられている施設が幾つかあります。私は、この機能移転などを一つのよい機会にしたいと考えています。施設をより充実・発展することができる大きなチャンスであるし、チャンスにしなければならないと考えています。
そういった観点で今、必要なのは、機能移転等が方向づけられている施設について、いま一度、施設の設置目的は何なのか、何のためにその施設を設置しているのか、そして、その目的を遂行するために必要なソフト、事業内容は一体何なのか、そして、そのソフトを遂行するに必要なハードはどういったものなのか、これらを現時点でしっかりと議論し検証することが肝要です。そういった観点で今回伺います。
4つの施設をピックアップします。
1つ目は、「女性センター」、言いかえれば新しい男女共同参画の拠点についてです。
今、女性・児童センターが存在をしているのは御承知のところでありまして、この女性・児童センターのうち、男女共同参画の事業は機能移転すると方向づけられています。この伊丹市において、男女共同参画を推進する単独の拠点が新たに整備されるということは大変うれしいことであり、大いに期待をしています。
そういった観点で改めて確認をしますが、まず、新たな男女共同参画の拠点について、設置する目的は何だと捉えているのか、そして、その目的をしっかりと遂行するためには、どんなソフト、事業内容を展開する必要があると考えているのでしょうか。
さらに、その必要なソフトを遂行するためには、どういったハードが必要であると考えているのでしょうか。見解をお教えください。
そして、新たな男女共同参画の拠点について、名称についても伺います。
新しい男女共同参画の拠点は、名称は「男女共同参画センター」が望ましいと考えていますが、見解はいかがでしょうか。
新しい男女共同参画の拠点の名称について、男女共同参画センターが望ましいと考える理由は、3つあります。1つは、単純に施設の目的が男女共同参画の推進ですので、名称も男女共同参画センターにすべきというのが理由の1つ目。
男女共同参画センターにすべき理由の2つ目は、男女共同参画というのは、女性だけではなく男性もともに取り組んでいくべきものであるからです。男女共同参画というのは、男女共同参画社会基本法にもありますとおり、性別にかかわりなく全ての人がその持ち得る個性と能力を大いに発揮して、よりよく、生き生きと生きていける社会をつくっていく、これが男女共同参画の社会です。この社会をつくっていくためにさまざまな取り組みをするわけですが、確かにその中の一つに女性特有の問題の解決、また女性の地位向上、女性の社会進出等もありますが、これら含めて、男女共同参画というのは女性だけではなくて男性もともに取り組んでいき、女性も男性もともに生き生きと生きていける社会をつくっていくものです。
そういった観点で考えますと、女性センターという名称は、ともすれば女性に特化したイメージを与えかねず、また、男性にとっては敬遠の念を抱く可能性もある女性センターという名称よりかは、男女共同参画センターという名称がベターであると考えています。
そして、男女共同参画センターに名称をするべき3つ目の理由は、県内また近隣他都市を見ても、ほとんどが男女共同参画という名前をつけたセンターにしているからです。兵庫県内で19施設、男女共同参画を推進する施設がありますが、ほとんどが男女共同参画センターです。伊丹市と、あともう一つの市のみ女性センターです。遅過ぎて恥ずかしいくらいです。
という3つの理由から、新しい男女共同参画の拠点は、名称において男女共同参画センターにするべきだと考えていますが、見解はいかがでしょうか。
そして、もう一つ、拠点について伺います。現在の女性・児童センターは、指定管理者制度を導入しているのは御承知おきのところです。新しい男女共同参画の拠点においても、指定管理者制度を導入するのでしょうか。
民間の男女共同参画のノウハウを生かして、指定管理で運営をしていただくのも一定効果があるとは考えるところですが、ただ一つ重要なのは、しっかりと、指定管理にするにしても男女共同参画の推進をしていただく運営をお願いしなければなりません。そのあたりも含めて指定管理者制度を導入するのでしょうか、お示しください。
2つ目の施設の話に移ります。児童センターです。言いかえますと、今の女性・児童センターの今後についてです。
今の女性・児童センターは、御承知のとおり南部認定こども園が整備されることとなり、現在の男女共同参画事業は機能移転、そして児童館、グラウンド、市民活動支援は今の場所で機能を継続、そして児童プールは代替機能を検討と、このように方向づけられています。
そこで、改めて伺いますが、児童館機能について、何のために児童館を設置し、そして、その目的を遂行するためにはどんなソフト、事業内容が必要だと考えているのでしょうか。あわせて、その事業内容を展開するには、どのようなハードが必要だと考えているのでしょうか。これらをお示しください。
そして、もう一つ、今の女性・児童センター全体の今後のグランドデザインについて、南部認定こども園を整備するということは方向づけられていまして、それを含めて全体をプロポーザルで入札にかけるやに聞いておりますが、全体像が見えてまいりません。さまざまな地域や利用者からのお声も伺うところです。
そこで、改めて伺いますが、女性・児童センターの今後についてどのような全体像、グランドデザインを描いているのでしょうか、お示しください。
そして、児童館機能についてもう一つ、指定管理者制度を継続するのでしょうか。現在、女性・児童センターは、指定管理者に運営をしていただいているのは御承知のところかと存じます。引き続き指定管理者制度を導入しようと考えているのでしょうか、見解をお示しください。
3つ目の施設の話に移ります。稲野公園運動施設についてです。
市立こばと保育所の移転が方向づけられました。今、稲野公園運動施設は、運動広場、ゲートボール場、自転車広場、またフリースペース、卓球場などで構成されています。地域の方初め市民の皆さんに愛されている施設でありますが、課題も見受けられるところです。現在の稲野公園運動施設について、3つの課題があると捉えています。
課題の1つ目は、スペースによっては利用人数が少ないということです。特にゲートボール場については、年間の利用者数がおよそ2000人ということで、単純に365日で割りますと1日5名から6名ほどの利用ということで、大変に利用人数が少ない。運動広場は稼働率およそ52%でありますが、そのほとんどは平日昼間のグラウンドゴルフの御利用でございます。また、この運動広場は、野球ができるようなダイヤモンド形、ベース形になっているんですけれども、フェンスが低い等で野球場の形をしているにもかかわらず野球はできないというスペース、なかなか使い道が難しいスペースでございます。そういったところで、課題の一つは、スペースによっては利用人数が少なかったり、活用しづらかったりする。
2つ目の課題は、自転車のスペースにおいて継続が困難であるということです。自転車のスペースは、変形自転車であったり、コマなしの自転車などが乗れる場所でありまして、親子連れを初め大変人気の高いスポットで、年間の御利用はおよそ4万1000人、大変利用人数の多いスペースではありますが、話を聞きますと、変形自転車などの維持管理が大変である、また、スタッフの確保が大変に厳しいという現状があり、自転車のスペースを継続していくのであれば、これらの課題を解決しないといけないなどというお声も聞くところです。
そして、稲野公園の3つ目の課題は、正面西側のフリースペースがデッドゾーンになっているのではないかということです。西側が正面になっていまして、そこがフリースペースになっているのですが、れんがタイルが敷いてあって、あと砂場になっていて段差があってということで、どうも使いづらいスペースになっている。現在何にも使われていないような、子供を遊ばすのも難しいようなスペースになっている、このスペース、何かもっと活用できるようになればいいのになという地元のお声も伺うところです。
このような課題を抱えている稲野公園運動施設、保育所が移転することが方向づけられました。そこで、単に保育所の移転を実行して、そしてあとは、最小限の整備をするだけではなくて、これを機会に公園全体をリニューアルして、より皆さんに使っていただけるスペースにしていくべきであると考えています。
そこで、伺います。稲野公園運動施設について、保育所の移転を含めて公園全体をリニューアルするべきだと考えますが、見解はいかがでしょうか。
そして、もう一つ、そのリニューアルに際して、地域の皆さんや利用される皆さんのお声を聞いて、丁寧なプロセスのもとに案をつくり上げる形で進めていくのがよりよいかと考えるところですが、それについて見解をお示しください。
4つ目の施設の話に移ります。中央公民館です。
中央公民館は、今の地から労働福祉会館・青少年センター、いわゆるスワンホールに機能移転が方向づけられています。昭和48年に誕生して以来、生涯学習の拠点として多くの市民に愛されてきた中央公民館が今の地を離れることには、大変寂しいものを感じるところではありますが、公共施設マネジメントの観点で機能移転も一定理解しないわけでもありません。ただ、これを一つの大きなチャンスとして、公民館がその役割と機能をしっかりと果たし、新たに生まれ変わるそのチャンスにしていければと、そんな思いを抱いています。
そこで、改めて伺います。公民館について、公民館の設置の目的は何なのか、その目的を遂行するためにはどんな事業内容を展開する必要があると考えているのでしょうか、お教えください。
以上1回目の質問といたします。御答弁をお願いします。

(市民自治部長)

私から、あり方が検討されている公共施設の今後に関する数点の御質問にお答えいたします。
まず、男女共同参画機能としてソフトは何が必要かについてお答えいたします。
現在の女性・児童センターにつきまして、耐震性未確認及び老朽化が著しく、男女共同参画機能におきましては他の公共施設への機能移転を、児童館事業、グラウンド、市民交流活動につきましては当該敷地内での事業展開を、また、児童プールにつきましては代替機能を検討しており、利用者や関係団体に状況を御説明するとともに、今後の御要望等をお伺いしているところであります。
機能移転先の施設は、第2期伊丹市男女共同参画基本計画の着実な推進のため、男女共同参画推進の拠点として、男女共同参画推進のための講座等の啓発事業、女性の悩みや問題解決を初め、男女共同参画の推進に関する諸問題にかかわる相談事業、情報の収集及び提供に関する事業、男女共同参画の視点を持った人材育成や、グループ活動の支援に関する事業を柱としたソフト機能の充実が必要であると考えております。
続きまして、ハードはどうあるべきかとの御質問についてですが、男女共同参画を推進するための事業が実施できるスペースがあり、市民が利用しやすい利便性を備えた立地であることが望ましいと考えております。特に相談事業につきましては、相談者の安全確保が担保できる複数の出入り口の確保は重要と考えています。いずれにいたしましても、移転先の施設によって床面積に限りがありますので、事業の優先順位や効率性、効果性を踏まえ、必要なスペースの配置等を検討してまいります。
次に、名称につきましては、本市の課題を踏まえ、男女共同参画の拠点にふさわしい、多くの市民に認知されやすい名称であるべきと考えており、利用者や関係者の意見も参考にしながら決定していきたいと考えております。
次に、指定管理者制度の導入につきましては、現在のソフト、ハードや運営にかかわる課題解決が見込まれ、より専門性の高い事業実施が期待できることから、指定管理者制度を導入することで、その制度の利点が大いに発揮できるものと考えております。
続きまして、児童館機能にかかわる数点の御質問にお答えいたします。
まず、ソフトは何が必要かとの御質問についてですが、現在の女性・児童センターは、児童会館やグラウンド、児童プールや貸し室を利用しての市民交流活動等が多くの市民の皆様の御利用に供しており、男女共同参画機能が移転した後は、子育て支援や子供の居場所づくりなど、児童健全育成事業を中心に実施するとともに、多世代交流の場として子育て機能等を支える市民交流機能も含めていきたいと考えております。
続きまして、ハードはどうあるべきかとの御質問についてですが、敷地面積に限りがある中で、児童館事業等のための新たな施設を配置し、グラウンドにつきましては同等規模程度を確保したいと考えています。児童プールにつきましては、敷地内に同等規模の設置は困難であることから、代替機能を検討しているところであります。
続きまして、新たなグランドデザインについてでありますが、今後、少子化のさらなる進展が予想される中、長期的視点に立って、隣接して新設される南部認定こども園とともに、広く市民が利用し、地域に親しまれる敷地空間を目指してまいります。
最後に、指定管理者制度を継続するかとの御質問についてですが、男女共同参画機能の移転により、児童健全育成事業を中心とした専門性の高い事業実施が期待できることから、指定管理者制度の活用が効果的であると考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。

(生涯学習部長)

私からは、あり方が検討されている公共施設の今後のうち、稲野公園運動施設及び中央公民館に関する御質問にお答えいたします。
まず、稲野公園運動施設は、市民の憩いの場である公園施設と、多目的広場である運動広場、ゲートボール場、卓球場及び変形自転車コースを有する体育施設が併設されており、平成28年度では、延べ約6万8000人、子供から高齢者の方まで幅広い年齢層の方々に御利用していただいております。その管理運営に当たりましては、地域に密着した管理運営を実現するため、指定管理者として南小学校地区まちづくり協議会に委託しているものでございます。
こばと保育所の移転を含めて新たなグランドデザインを描くべきでは、また、地域と連携して進めるべきだがとの御質問でございますが、現在、提案しております保育所の整備(案)につきましては、保育所が占有することになります場所が公園内の南東角地の予定でございますので、現在、使用しております変形自転車のコース及び運動広場の一部が保育所用地となることから、整備後に引き続き使用するためには、変形自転車のコースを一部つけかえる必要がございます。
また、運動広場におきましては、その大きさからグラウンドゴルフ等の利用には支障がないものと考えておりますが、御利用しやすい整形地に整備することなどを検討している状況でございます。
本市の公共スポーツ施設は、老朽化が顕著となっており、供用開始から30年以上経過している施設が大半であり、今後、施設の改修や更新に係る費用が増加することが予想されます。一方、少子高齢化を迎え、競技形態が変化するなど、各団体や市民からスポーツ施設に求められる要望も多種多様になっております。しかし、本市の限られた財源の中で新たな施設整備を行うには、施設の配置や利用状況、市民ニーズを把握した上で、施設整備の計画・方針を作成し、計画的に整備を進めることが必要でございます。
また、本市のスポーツ施設を効率的・効果的に維持管理及び運営するために、サービス水準を公平に保ちながら、望ましいスポーツ施設の配置について実現を図ることも求められております。
以上のことから、今後、既存スポーツ施設の有効活用や長寿命化などを視野に入れました整備計画の策定に取り組んでまいります。
あわせて、平成29年5月にスポーツ庁から、スポーツ基本法に基づき、全ての国民が安全かつ公正な環境のもとで日常的にスポーツに親しみ、スポーツを楽しみ、スポーツを支える活動に参画することのできる機会を確保するよう、ストックの適正化と、安全で多様なスポーツ環境の持続的な確保を目指すため、地方公共団体に対し、平成32年度までに個別施設計画を策定するよう通知があったところでございます。
今後、稲野公園運動施設全体の整備計画につきましては、現在作成中でございます伊丹市スポーツ推進計画に基づき、今後の本市のスポーツ施設の整備計画を策定する中で、関係者や利用者、地域の皆様の御意見を踏まえ検討していくものであると考えております。
続きまして、中央公民館のソフトは何が必要かとの御質問についてでございますが、中央公民館につきましては、2月15日の文教福祉常任委員協議会におきまして御説明いたしましたとおり、「伊丹市立中央公民館機能移転に係る基本計画」に沿って、伊丹市立労働福祉会館・青少年センターへの移転を進めてまいります。公民館は、社会教育法において、地方公共団体が社会教育の奨励に必要な施設として設置に努めなければならないと規定された教育施設でございます。これまでから、公民館での学習活動が広く市民の生活と健康を支え、また、学習成果の地域還元によって、人づくり、地域づくりに貢献してまいりました。今後ますます多様な学びの場が必要であり、その拠点が公民館であると認識しているところでございます。
その上で、今後のソフト事業の展開でございますが、まず、市民の主体的な学習活動の支援でございます。特に、機能移転後も公民館活動が継続できるよう、また、新たな市民活動拠点となるような施設環境の整備に取り組んでまいります。
加えまして、平成27年度より、公民館の学習グループと地域をつなぐ公民館登録グループ地域派遣事業により、学習成果の地域還元を進めてまいりました。本事業につきましては、地域団体からの派遣依頼が年々増加しており、また、地域に出向いてくださいましたグループの方々のさらなる学びにつながっております。今後は、広く市内の学習グループに支援の対象を拡げ、さらに市民の主体的な学習活動の支援を充実させてまいりたいと考えております。
次に、多様な学習機会の提供でございます。これまでどおり市内唯一の公的公民館として、社会の課題に対応した事業を重点的に実施してまいりますが、これまでの、公民館に来ていただく、公民館が学習の場を提供するだけではなく、公民館が地域に出かける、市民みずからが学びの場をつくることを支援するという新たな方向性で事業を進めてまいりたいと考えております。
来年度から、地域で活躍する人材を育成する「(仮称)学びのクリエイター養成講座」と、地域で活動する多様な団体と公民館が協働で事業を企画する「地域協働市民講座」を実施し、地域課題解決につながる学習の場の創出に取り組んでまいります。
さきに述べました「市民の学習グループ地域派遣事業」とあわせて、3つの事業を学びによる地域活性化支援事業「まちなか公民館」として推進し、公民館が多様な市民、多様な団体と手をつなぎ、伊丹市内のいろいろなところに公民館のような学びの場をつくってまいります。
このような事業展開で、今後さらに公民館事業を充実、発展させていく所存でございますので、御理解と御支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

(相崎)

それぞれに御答弁をいただきました。ありがとうございました。2回目以降は一問一答で発言を続けてまいります。
順番を少し入れかえまして、中央公民館については、要望を申し上げます。
公民館については、機能移転を一つの新たな機会として、より一層充実、発展した施設にしたいという思いを持っています。昭和48年に誕生して以来、中央公民館、生涯学習の拠点として多くの皆さんに愛されてきました。聞くところによりますと、当時は大人になっても学びたいという意欲を持った方が多く、若いうちに学びたくても学べなかった方も多い時代で、そんなときにできた生涯学習の拠点である中央公民館。当時は講座を打つと、申し込みの人が申し込みの日には公民館に殺到して、公民館の建物を列がぐるりと巻いていた、そんなお話を聞いて、胸が熱くなった記憶もあります。
今はまた、市民の皆さんのニーズも多様化してきて、学びたいというところから、集まりたい、つながりたいというようなニーズも出てきて、例えば講座を受講した後に、その受講生の皆さんでまたグループをつくって活動していこうであったり、そんな動きもあると聞いています。実際、公民館に行きますと、お昼などはたくさんの人でにぎわっていて、皆さん楽しそうに過ごされている。
そんな公民館の過去や現在を考えますと、中央公民館が今の地を離れるというのには寂寥感を覚えるものではありますが、しかし、この機能移転を一つの大きな機会として、公民館がその目的と役割である学ぶ、集まる、つながる、この役割を一層発揮して充実、発展し、市民の皆さんの生涯学習の拠点として一層充実した施設にしていきましょうと、このように要望を申し上げます。
公民館は要望といたしまして、次、稲野公園運動施設について伺います。
稲野公園運動施設については、現在、現時点で課題も抱える中、保育所の移転を機に全体をリニューアルするということが一番のポイントだと考えています。御答弁でもそのように進めていくというような御答弁でしたが、伺います。いま一度、そこを明言していただきたい。保育所の移転を含めて公園全体をリニューアルすると捉えてよろしいのでしょうか、いま一度お教えください。

(生涯学習部長)

先ほども御答弁申し上げましたが、今後、稲野公園運動施設全体の整備計画につきましては、現在作成中でございます伊丹市スポーツ推進計画に基づき、今後の本市のスポーツ施設の整備計画を策定する中で、検討してまいります。
その検討内容につきましては、関係者や利用者、地域の皆様の御意見を踏まえ、検討してまいりたいと考えております。

(相崎)

リニューアルを今後していくという御答弁だったかと思います。懸念しますのは、今、課題もある中、保育所の移転だけを実行して、あとはその移転に伴っての最小限の整備ということであれば課題は解決されませんので、ぜひこの機会に公園全体のリニューアルをしようということです。
そして、もう一つこだわっているのは、稲野公園全体をリニューアルするに当たって、地域の皆さんや利用者の皆さんの声をしっかりと踏まえていきましょうということです。例えば、稲野公園の今後を考える会のようなものを立ち上げて議論をしていただくのも結構ですし、とにかく皆さんの声をしっかりと踏まえる、言いかえれば、そういったプロセスを踏むことを大事にするのは大きなポイントであると考えていますが、御答弁ではそれもしていくということでした。
そこで、伺います。何か具体的にこういうふうにしていくんだというような方策はあるのでしょうか。

(生涯学習部長)

整備計画の策定に当たりまして、地域の皆様や関係者、利用者の御意見をどのように反映していくのかにつきましては、今後、検討してまいりますが、整備計画に関するかかわり方も含めまして、地域の皆様がどのように考えておられるのかをお伺いしてから、取り組んでまいりたいと考えております。

(相崎)

今、伊丹市、いろんな取り組みを進めていますけれども、伊丹市が、今後、気をつけていかないといけない一つのポイントは、いかに市民の皆さんに御意見を賜って、一緒になって考えていく、そのプロセスをいかに丁寧に慎重に進めていくか、これは一つの伊丹市が抱える今後の大きな課題であると認識しています。
そういった観点で、この稲野公園についても、例えば指定管理者の役員だけに相談して、よし、これで地域に相談は、ミッション・コンプリートだというわけではなく、丁寧に話を聞いて進めていただきたいと考えています。
そして、公園全体を皆さんのお声をいただきながらリニューアルをして、より多くの市民に活用いただける稲野公園運動施設にしていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。
では、次の施設の話に移ります。児童館機能、児童センターについてです。
今の女性・児童センター、南部認定こども園が整備されるということで、全体をリニューアルすることになるのですが、この女性・児童センターのリニューアルに関して一つの大きなポイントは、先ほどの稲野公園の話とも似てまいりますが、いかに地域の皆さんや利用者の皆さんの声を伺って進めていくかということであります。実際に、地域の皆さんや利用者の皆さんからいろんなお声が上がっているかと思いますし、私自身もいろいろ伺うところです。
そこで、お尋ねしますが、こういった市民の皆さんからのお声、どうやって踏まえようと考えているのでしょうか、お教えください。

(市民自治部長)

女性・児童センターの今後について、地域や保護者からさまざまな声が上がっているが、どうやって意見を踏まえていくのかという御質問についてお答えしたいと思います。
現在、地域や利用者及び関係団体に説明会を実施し、御意見等を聴取しているところであります。また、施設利用者にアンケートを実施し、御利用状況や御要望等をお聞きする機会を設けております。敷地面積にも限りがあるため、全ての御意見、御要望にお応えすることは難しいと考えておりますが、市民に親しまれる施設となるように検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

(相崎)

さまざまなお声、御要望を全て実現をするのはきっと難しいのだろうと思います。ただ、丁寧に慎重に話を聞いて、御意見を賜って、そしてじっくりと議論をして進めていくということは、大変に重要なことであると考えています。
今の女性・児童センターについても、そのプロセスが一番の鍵になると考えておりますので、もうこれをしたからきっと御意見は十分に賜ったよねということではなく、あらゆる方法で丁寧に御意見を聞いて、そして、今の女性・児童センターのスペースをよりよい場所に、スペースにしていきたいと考えておりますので、ぜひとも皆さんのお声をしっかりと踏まえていただきますように要望を申し上げます。
最後に、新たな男女共同参画の拠点についてです。
伊丹市で単独の男女共同参画の拠点が誕生するのは、とてもうれしく、とても楽しみにしています。そこで、今の時点で、目的と必要なソフト、ハードを確認しなければいけない、そんな思いで質問をしました。ことしの6月の時点で、新たな男女共同参画の拠点の基本計画案が出てくるということでしたので、今のこの3月定例会で聞かねばならない、そんな思いでした。
御答弁では、まず必要なソフトについては4点上げられていました。すなわち啓発、それから情報提供、あと相談事業等ですね。それらのソフトは、そのとおりだと思います。それをしっかりと展開していただきたい。じゃ、その事業を展開するに必要なハードについてはいかがですかと伺いますと、必要なスペースの配置等を検討するとのことでした。
そこで、伺いますが、その必要なスペースは具体的にどのようなスペースであると考えているのでしょうか、具体的にお示しください。

(市民自治部長)

男女共同参画機能のハードについてということで、具体的にどういうスペースが必要であるかについてお答えいたします。現時点での答弁になりますが、よろしくお願いいたします。
男女共同参画の拠点施設として、まず先ほど述べました相談事業、啓発事業、情報発信事業等を実施するための相談室、講座室、情報コーナーなどのスペースを確保していきたいと考えておりますが、移転先にもよりますが、床面積等も限りがありますので、有効に活用できるよう検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

(相崎)

先ほど必要なソフトは何なのかという話で、改めて申し上げておきますが、啓発、それから相談事業、それから情報提供、そして市民活動の支援ということで、これはしっかりこの4本柱で取り組んでいただきたいと思います。
ハードなんですけれども、もう6月に基本設計、基本計画(案)出すということです。今、検討しなければなりません。私どもフォーラム伊丹では、近隣各市の男女共同参画のセンターを調べまして、一体どんなスペースがあるのかを一覧表にしたりなどして検討を進めております。どのセンターにもある機能は、先ほど御答弁いただきましたように、学習室であったり、情報提供の部屋もしくはスペース、また相談室等々でありますので、このあたりは必ず整備をしていただきたい。また、プラスアルファで子供室であったり、喫茶室であったり、そのようなものを整備しているセンターもありますので、そのようなところも参考にしながら、必要なスペースを検討しましょう。
あと、これは要望ですけれども、今、機能移転、4つほど候補の施設が上がっています。その施設によっては、日曜日が休みのところがある。しかるに、男女共同参画センターが日曜日がお休みではなかなか厳しいところもありますので、機能移転先の場所によっては定休日もしっかりと検討していただくようにお願いをいたします。
あと、スペースについて、相談室はやはり一定の配慮が必要ですので、例えばフロアをかえるですとか、出入り口に配慮をするですとかの配慮をぜひよろしくお願いいたします。
では、新しい男女共同参画の拠点について、名称についても伺います。
名称は男女共同参画センターがよいと申し上げました。これはずっと本会議また委員会で主張を申し上げてきたことですが、改めて男女共同参画センターがふさわしいと申し上げました。その御答弁では、多くの市民に認知されやすい名称であるべきとの御答弁をいただきました。
多くの市民に認知されやすい名称ということでしたら、ここで新たに提案したいのですが、名称は目的に沿った男女共同参画センターにして、多くの市民に認知されやすいということで、愛称を新たに設けるべきだと提案します。近隣他都市でも男女共同参画センター、愛称をつけておられます。宝塚ではエル、西宮ではウェーブ、尼崎はトレピエ、神戸はあすてっぷKOBE、川西はパレットかわにし、芦屋はウィザスあしやというように愛称がついています。
そこで、改めて提案しますが、新しい男女共同参画の拠点について、名称は目的に沿った男女共同参画センター、そして市民の皆さんに親しんでいただきやすい愛称をつけるのがベストだと考えますが、御見解はいかがでしょうか。

(市民自治部長)

名称について、男女共同参画センターとした上で愛称をつけるのがベストと考えるがいかがか、との御質問ですが、若干繰り返しになりますが、議員から御提案いただいた男女共同参画センターのほか、他の地方公共団体での対応も参考に、本市においても男女共同参画の拠点施設にふさわしい名称、市民に認知され親しまれるような愛称を、市民の皆様や関係者の御意見等も参考にしながら決定していきたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。

(相崎)

今の女性・児童センターは、Gセンという通称がついております。これも皆さんに親しんでいただいている通称ではありますが、これは女性・児童センターを省略してGセンという通称、聞くところによると、子供が女性・児童センターに遊びに行こうという、その女性・児童センターが省略されてGセンになったというような話も聞きまして、男女共同参画を進めていくという目的に沿った愛称というわけではございません。Gセンがだめだと申し上げてるわけではございませんけれども。そこで、新たな男女共同参画の拠点については、名称を男女共同参画センターとすると同時に、男女共同参画の理念に基づいた愛称をぜひともつけたいと考えていますので、よろしくお願いします。
いずれにしましても、伊丹市において単独の男女共同参画の社会をつくっていく拠点が新たに誕生することは、とてもうれしいですし、とても楽しみにしています。待ち望んでいました。男女共同参画社会の実現、すなわち男だからとか女だからとかいう性別にかかわることなく、全ての人がその持ち得る個性と能力を大いに発揮して、その人それぞれが、全ての人がこのように行きたいと望む生き方ができる社会、生き生きと充実して生きていける社会をつくっていく。私は、本当に男女共同参画の社会をこの伊丹市でしっかりと発展させていきたいと考えています。
新たな男女共同参画の拠点は、そういった社会を進めていける拠点、それを伊丹市に新たにすばらしいセンターとして誕生させることができると考えており、大いに期待しています。ぜひともすばらしい拠点を整備して、そして、この伊丹の皆さんが、誰もがその個性や能力を発揮して、生き生きと充実して生きていける社会、そんな施設をぜひともつくってまいりましょう。
以上で私の質問を終わります。