2017年12月議会 ※全文はここをクリック!

 

 

 

相崎

ただいま議長より発言の許可がありましたので、通告に従い質問をいたします。よろしくお願いします。
まず1つ目の質問は、ボール遊びができる環境の整備です。
よく市民の皆さんからいただく御要望の一つに、子供たちが伸び伸びと自由にボール遊びができる環境を整備してほしいと、このようなものがあります。とてもよくいただく御要望で、議員の皆様も聞かれたことがあるかもしれませんし、議会の中でもたびたび質問として取り上げられてきました。確かに昔はこの伊丹でも原っぱや空き地などもたくさんあって、子供たちが自由に走り回って野球をしたり、サッカーをしたりという光景が繰り広げられていたそうですが、翻って現代は伊丹市も市街地となり、そういう原っぱや空き地も少なくなって、じゃあ、子供たちは何をして遊んでいるのかというと、放課後公園に集まるものの何もできないからゲーム機を持ち寄って、頭をつき合わせてゲームをしていると、このような状況です。もちろん昔とは状況が違いますので、ノスタルジーに浸って昔に戻そうというのは難しいところであります。ただ、やはり子供たちには伸び伸びと走り回って自由にボール遊びをさせてやりたいと、そのように感じます。
実際、子供たちの体力や運動機能も低下をしておりまして、小学5年生と中学2年生で全国の体力テストが行われますが、全体的に低下をしていると。特に握力とボール投げに関しては、毎年、過去最低を記録更新し続けているということで、これは恐らくボール遊びをするような環境ではなくなったというのが大きいところではないかと。この状況について文科省は、スポーツや外遊びに必要な時間、空間、仲間が減少したと分析して、改善が必要だとの認識を示しています。
そこで、まず伺います。市当局はこのような現状をどう認識し、どう課題として捉えているんでしょうか。
この伊丹市において、ボール遊びができる環境がなかなか整っていないという課題、では、法律や条例はどうなっているのか、本当にボール遊びができないのかといいますと、明確にボール遊びを禁じている法令はございません。根拠法令でいいますと、都市公園法で第11条、「何人もみだりに次に掲げる行為をしてはならない」とあって、その中に「公衆の都市公園の利用に著しい支障を及ぼすおそれのある行為で政令で定めるもの」とあります。では、条例のほうはどうかとひもときますと、伊丹市児童遊園地条例施行規則において、第5条で、次に掲げる行為はだめと。その中に、「他の利用者に迷惑を及ぼし、または遊園地の管理に支障を及ぼすおそれのある行為をすること」というのが禁止をされていまして、すなわち法律でも条例でも明確にボール遊びを禁止するというものはないんですけれども、ほかの人に迷惑を及ぼす行為はいけないという中で、ボール遊びが危険だということで、ボール遊びは禁止としているところがほとんどの公園というのが現状のようです。
もちろん周辺住民への配慮であったり、ほかの利用者への安全の確保というのは絶対に必要なことであります。しかし、だからといって、これらのことを考慮して、じゃあ、もう禁止というのは余りにも知恵がない話ではないかと。だったら、配慮をして安全も確保をして、ルールをつくって、整理をして、すみ分けをして、そして、この伊丹市という市街地の中での限られた中での貴重なスペースを有効に使うべきであると私は考えます。
ほかの自治体もいろいろ調べてみますと、特に市街地の自治体などではいろいろ工夫をこらせてルールづくりをして、公園でのボール遊びを解禁するところが随分とふえています。有名なところでは、千葉県の船橋市で、子ども議会というようなところで中学生がボール遊びができる公園をつくってほしいという話が出たのをきっかけに、検討委員会というのをつくられまして、船橋市ボール遊びのできる公園検討委員会というのを設置して、検討をして、市内5カ所でボール遊びができる公園と指定して、時間とかルールを決めて可能にして、スタッフも高齢の方のボランティアにお願いしてということで解禁にしたということです。
また、そのほかにもいろいろ調べてみますと、大阪の旭区では、区内の3つの公園を条件つきでボール遊び解禁にしたと。例えば時間は日没まで、やわらかい、このボールはいいよとかいうボールも指定してということでした。千代田区では、ここも大変な市街地なんですけれども、区内の3カ所でボール遊び解禁して、見守り役のプレーリーダーさんを置いているということでした。また、神奈川県の大和市では、6つの公園で整備をして、ちょっと高いネットをつくって、時間なども指定して、ここの公園ではボール遊びをしていいですよと解禁をしたそうです。ちなみにこの大和市では条例をつくりまして、子供の外遊びに関する基本条例というのをつくって、子供の外遊びを推進していこうじゃないかという条例までつくられたそうです。
これらを鑑みて、他市でもやっているんです。ぜひ伊丹市でもこのように市内の公園において、規模や立地条件などを勘案して場所を選定し、そしてルールづくりをして、そして公園の整理、そして整備をして、ぜひとも伊丹市でもボール遊びができる環境を進めていくべきだと考えますが見解はいかがでしょうか。
もう一つ、ボール遊びができる環境を整備するのであれば、一定ハード整備も必要になってくるかと思います。ほかの自治体でも、例えばちょっとフェンスをつくるですとか、大和市ではボール遊び公園というのを新たにつくったそうですけれども、そんなことを考えますと、じゃあ、伊丹市ではどこができるんだろうと考えたときに思いつくのが、今後、あり方を検討していくとされている女性・児童センターと稲野公園運動施設です。この2つについて少し考えてみます。
まず女性・児童センター、皆さん御存じのとおり、過日の都市企業常任委員協議会で、今後のあり方が提案されました。それによると、女性・児童センター、通称児センの中で、男女共同参画事業は機能移転、児童館とグラウンドと市民活動機能は敷地内で事業展開を続けると。プールについては代替機能を検討するというあり方が提案されているところです。女性・児童センターについては、ここに新しい認定こども園をつくるというような案もあって、これは決定ではありませんので、今後どうなるかはわかりませんが、グラウンド機能は敷地内で事業展開を続けていくというようなあり方が示されているところです。この女性・児童センターについては、皆さん御存じのとおり、署名活動なども行われており、地元の方を初め多くの皆さんからさまざまな御意見が出ているところです。それらに耳を傾けてみますと、1つ大きいのがグラウンド機能を残してほしいということがあるかと思います。あそこは今ボール遊びできるんですね。そういったことも含めて、女性・児童センターのグラウンド機能はぜひ残してほしいんだというような声を多く聞くところです。ですので、それらも含めて女性・児童センターについてはこども園はどうなるのかはわかりませんけれども、そういったことを含めて、今後、あり方を検討していく中でグラウンド機能は維持し、そして、ボール遊びができるということも検討をするべきだと考えています。
そして、もう一つ稲野公園運動施設、これについても過日の文教福祉常任委員協議会で、ここに民間の保育所を誘致するという案が提案されました。これも決定事項ではございませんけれども、これを機に、稲野公園運動施設のリニューアル、全面の再整備をするべきだと私は考えています。稲野公園運動施設はいろいろ施設がありまして、運動広場、ゲートボール場、自転車広場、それから卓球場とかあるんですけれども、スポットによっては稼働率が、利用率が余り高くないスペースもあります。余り使われていないフリースペースもあります。そういったことを考えると、この際、あり方を全体的に検討をして、リニューアルをして、そして、その際にボール遊びができるスペースということもぜひとも検討したい、このように考えています。
そこで伺います。女性・児童センター、そして、稲野公園運動施設において、今後、あり方を検討していく中で、ボール遊びができる環境をということも検討するべきだと考えますが、見解はいかがでしょうか。
次のテーマに移ります。交通事故の防止についてです。
皆様御存じのように、11月23日、市内の鴻池において、小学6年生の男子児童がトラックに巻き込まれて死亡するという大変痛ましい事故がありました。心より御冥福をお祈りしたいと思います。
この事故、大変痛ましい事故、事故があったねというだけで終わらせては、決して、いけないと思っています。この事故を受けての対策をしっかりと行わなければいけないと、このような思いで今回質問に取り上げました。
まず教育委員会における対策です。児童生徒に、この事故なぜ起こったのか伝えて、みんな気をつけるようにという、まずは徹底した注意喚起が必要だと考えています。ちなみにうちの子は、聞きますと、小学6年生の長女は学校の先生、担任の先生からこんな事故があったと、原因はこうだったと、みんなも十分気をつけるようにと話があったそうです。そして、小学2年の下の子に聞きますと、先生からそんな話はなかったということで、それはうちの子がちゃんと聞いてなかっただけという可能性も高いんですけれども、ちゃんと注意喚起が児童生徒に行っているのか、しっかり注意喚起したいと、するべきだと考えています。
そこで、教育委員会にまず伺います。今回の痛ましい事故を受けて、教育委員会としてどのように対策をとられましたでしょうか。
そして、市長部局にも伺います。今回の事故、市長部局でも対策が必要だと考えています。どのような対策をとられましたでしょうか。
また、今回の事故のみならず、この議会でも何回か質問出ていますけれども、ことし大変、市内での自転車関連事故が急増しています。ことしの市内の自転車事故件数、たしか昨年の10月に比べると91件もふえているということです。伊丹市では、自転車事故を起こさないように対策に力を入れてきただけに、大変残念なデータなんですけれども、これらも含めて伺います。
市長部局における今回の事故の対策、そして、ことし市内の自転車関連事故が大変ふえているということに対しての対策はどのように行っておられますでしょうか。
以上、1回目の質問といたします。

 

市民自治部長

私から、ボール遊びができる環境整備に関する数点の御質問にお答えいたします。
まず、公園におけるボール遊びの現状と課題ですが、公園は幼児から高齢者まで幅広い年齢層の人々が自由に使える公共のオープンスペースとして、自然との触れ合いや休息、遊び、運動、レクリエーションなどさまざまな目的で利用されております。そのような見地から、野球やサッカー、ゴルフなど、他の公園利用者に危害を及ぼすおそれのある危険なボール遊びなど、他人や近隣に迷惑となる行為を禁止しております。幼児のやわらかいボール遊びなど、他の公園利用者や近隣等に危害や迷惑を及ぼさない範囲で譲り合って使用していただいております。野球やサッカーなどの運動ができるように整備した公園は、瑞ケ丘公園、稲野公園、古池公園、猪名川河川敷緑地がありますが、いずれも有料となっております。また、その他の公園におきましては、遊具広場のほか、多目的広場が子供たちの自由な遊び場となっています。これらの公園に関して、市へ寄せられる利用者や周辺住民の方々から、子供のボール遊びでよく受ける苦情では、遊んでいたボールが他の利用者に当たりけがや怖い思いをされたことや、公園から飛び出したボール等による家屋や車への被害、子供たちの大きな歓声やボール遊びの音などに関するものがあります。また、夕方から夜中に及ぶ場合もあり、騒音の被害を受け警察へ通報される場合もあります。このような行為に対して、公園利用者や近隣住民から被害の報告を受け、利用規制の要望があれば啓発看板の設置やパトロールにより利用を制限していますが効果がなく、何度も苦情を受ける場合もあります。
一方、昔のように子供が気軽に遊ぶことができた広場が減少し、学校のグラウンドもクラブ活動等で子供が自由に利用できない状況があります。このような社会状況の中、公園利用のルールづくりにより、安全な公園利用を検討していく必要があると認識をしております。
次に、市内公園などにおいて、規模や立地条件を考慮して場所を選定し、時間などのルールを決めて、整理してすみ分けをしてはどうかとの御質問ですが、既存公園のボール遊びに向けて考えられる条件といたしましては、広場の面積が十分な規模であること、周辺住民への影響が少ない立地もしくは公園に隣接している住民に理解を得られること、周囲がフェンスで囲まれていることなどが考えられます。
議員御案内のとおり、時間などのルールづくりを行っている自治体もあります。しかし、そのためにはルールを指導する地域のボランティアや保護者の協力が必要不可欠であると考えております。市内の一部の公園では、ボール遊びができるためのルールづくりを検討されている自治会もありますが、事故等が発生した場合の課題もあり実現しておりません。
このように、子供たちが自由にボール遊びができる環境の整備を進めていくためには、地域住民の理解と協力が必要不可欠です。今後、全国の先進事例の研究を行い、地域の皆さんや関係部局と連携しつつ検討を行ってまいりますので御理解賜りますようよろしくお願いいたします。
次に、女性・児童センターでのボール遊びについてお答えをさせていただきます。
現在の女性・児童センターには、児童の健全な育成を図ることを目的として、児童会館とともにグラウンドが整備されており、グラウンドにつきましてはボール遊びやサッカー、ドッジボールなど多くの利用があります。また、当該施設は平成28年2月にまとめられた伊丹市公共施設再配置基本計画におきまして、施設の老朽化が進行しており、機能移転、有効活用、あり方検討との方針が出されています。この方針に基づきまして、グラウンドは当該敷地内での事業展開を検討していくこととしており、ボール遊びができるハード整備につきましては、今後、関係機関や利用者、利用団体等、市民の皆様の御意見を伺いながら検討を進めていきたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。

 

生涯学習部長

私からは、ボール遊びができる環境整備のうち、稲野公園運動施設に関する御質問にお答えいたします。
稲野公園運動施設は、市民の憩いの場である公園施設と多目的広場である運動広場、ゲートボール場、卓球場及び変形自転車を有する体育施設が併設されており、平成28年度では、延べ約6万8000人、子供から高齢者の方まで幅広い年齢層の方々に御利用していただいております。
その管理運営に当たりましては、地域に密着した管理運営を実現するため、指定管理者として、南小学校地区まちづくり協議会に委託しているものでございます。
稲野公園運動施設の一部に民間保育所を誘致するのであれば、一部の整備にとどまらず、公園全体を再整備し、ボール遊びができることも検討をとの御質問でございますが、現在、提案しております保育所整備(案)につきましては、公園内の南東角地を想定して、保育所が占有することになっております。したがいまして、現在使用しています変形自転車のコース及び運動広場の一部が保育所用地となることから、整備後に引き続き使用するためには、変形自転車のコースを一部つけかえる必要がございます。
また、運動広場におきましては、その大きさからグラウンドゴルフ等の利用には支障がないものと考えておりますが、御利用しやすい整形地に整備することなどを検討している状況でございます。
今後、運動施設をボール遊びのできる多目的広場等へ転換するよう施設を整備することに関しましては、今後のスポーツ施設の整備計画を検討する中で、関係者や利用者、地域の皆様の御意見を踏まえ検討していくものであると考えております。
今回の保育所誘致に伴う稲野公園運動施設の整備に関しましては、現在の機能を維持向上することを前提に整備ができるよう、地域の皆様や関係部局と協議、調整し、検討してまいりたいと考えておりますので、御理解と御支援をいただきますようよろしくお願いいたします。

 

学校教育部長

私からは、自転車事故防止に係る教育委員会の対策についてお答えをいたします。
自転車は本来、環境に優しく健康にも大変よい乗り物であり、手軽で便利な交通手段の一つとして、通勤、通学、買い物など、本市においても多方面で利用されているところでございます。
一方、手軽で便利であるため利用者も多く、安全に十分注意して走行していても、車や歩行者との接触事故等の可能性はなくなりません。
このようなことから、運転者が安全第一を心がけて自転車に乗ることが重要であると考えているところでございます。
議員御案内のとおり、本市では、平成24年度から全小・中学校で実施しております自転車交通安全教室におきまして、小学校では、伊丹警察署員及び伊丹市交通安全協会職員から、道路交通法に基づく交通ルールに関する講和や、DVDを活用した自転車の正しい乗り方の指導、車の死角に関する実験を、また、中学校では、車やトラックの制動距離に関する実験や内輪差の実験、ダミー人形を使用したトラックとの衝突実験、伊丹警察署員及び伊丹市交通安全協会職員から、自転車の正しい乗り方や自転車安全利用五則などに関する講話等を行い、児童生徒の自転車利用者の交通安全に関する知識と意識の高揚を図っているところでございます。
そのような中、先月、市内において、小学生と大型トラックの交通事故により小学生が死亡するという痛ましい事案が発生いたしました。市教育委員会といたしましては、今回の事故を受け、事故の再発防止対策として、平成29年11月27日付で教育長から各学校園長宛てに、園児、児童生徒の通学時等の安全確保についてを通知いたしました。
内容といたしましては、自転車の通行場所、交差点の通行の仕方、走行上の注意等、自転車の正しい乗り方について、自転車交通安全教室の内容等を活用して指導を行うこと、また、定期的に交通量の多い道路や横断歩道、信号機のない交差点等、校区内における危険箇所の点検を行い、家庭、地域、関係機関と連携を図り、交通事故の未然防止に向けた対策を講じること等、交通安全指導の徹底に努めるよう依頼したところでございます。
また、11月27日に開催いたしました校園長会におきましても、今回のように児童生徒が交通ルールを遵守していても事故に巻き込まれることがあること等を伝え、児童生徒がみずからの命をみずから守ることの必要性についても話をいたしました。
市教育委員会といたしましては、今後も伊丹警察や伊丹市交通安全協会等と連携し、これまで実施してまいりました自転車交通安全教室の内容の見直しを図るとともに、車の特性や交通ルール等について重点的に説明を行い、児童生徒の交通安全に関する意識の高揚に努めてまいりますので、御理解、御協力くださいますようお願いいたします。

 

都市交通部長

私からは、自転車事故の防止に係る市長部局における対策についての御質問にお答えいたします。
議員御案内のとおり、昨年まで順調に減少してきた自転車関連事故が、本年10月末の時点で既に昨年1年間の発生件数を上回り、先日には小学生が犠牲となる重大事故も発生している状況につきましては、非常に憂慮すべき事態であると認識いたしております。
平成25年度に兵庫県交通安全対策委員会より、自転車交通安全対策重点推進地域に指定されたこともあり、伊丹警察署等関係機関とも密に連携を図りながら、自転車関連事故減少に向けて継続して取り組みを進めているにもかかわらず、平成29年になって事故件数は増加している要因については、警察においても明確な理由が把握できていないのが実情でございます。
これまでも市内で死亡事故が発生した場合には、伊丹警察署が中心となり、速やかに関係する国、県、市の道路管理者や兵庫県警察本部などの関係者による緊急事故防止現地検討会議を開催し、主にハード面からの再発防止策を検討、実施してまいりました。
去る11月23日に発生した事故におきましても、緊急事故防止現地検討会議を開催し、今回は地元自治会長にも御参加いただく中で、地元の要望もお聞きしながら、交差点改良等の再発防止策について検討したところでございます。
市内で発生する全ての自転車関連事故について、このような検討会議を実施することはできませんが、現状におきましては、伊丹警察署より情報提供をされる市内での人身交通事故発生状況をもとに、交通事故が発生した原因箇所の把握や、出会い頭や側面衝突といった事故の類型、あるいは信号無視や一時不停止といった交通ルール違反の有無などの状況把握に努め、再発防止に向け事故状況の分析を進めております。
今後の対策といたしましては、これらの分析結果をもとに、市内の地域特性や路線の状況に即した自転車の走行場所や走行方法について、地域で開催する自転車交通安全教室を通じて、きめ細やかな啓発を実施してまいります。
さらに、自転車は身近で手軽な乗り物ではあっても、道路交通法上車両と位置づけられており、車の仲間であるという基本的な事項について、広報伊丹や市のホームページ等、さまざま手法を用いて、運転免許等をお持ちでない市民の皆様にもわかりやすくということをポイントに情報提供をするとともに、今後も伊丹警察署と連携し、自転車の危険運転に関する街頭啓発キャンペーンや取り締まりの強化により、自転車安全利用についての意識改革を促してまいりたいと考えております。

 

相崎

それぞれに御答弁いただきました。ありがとうございました。
2回目以降は一問一答方式で質問を重ねてまいります。
まず、交通事故の対策のほうから伺ってまいります。
11月23日の交通事故を受けての対策として、まず、教育委員会においては、各学校園長に注意喚起、安全対策の通知をされたとのことでした。それは大変結構なんですけれども、懸念するのは、通知を出して、そこからは多分学校の校長先生などの采配に委ねられるということになって、それもいいんですけれども、懸念するのは、果たしてじゃあ、実際ちゃんと児童生徒に注意喚起が届いているのかにおいても心配するところです。言葉をかえると、その通知等がどこまでの効力を持っているものなのかとか考えるところです。
そこで、重ねて伺います。実際に学校園長に対して、この事故を受けて通知は、注意喚起の通知を出されたということでした。園児、児童生徒の通学時等の安全確保についてという通知を教育長から学校園長に出されたということですが、実際に児童生徒にはどのように注意喚起がなされたと把握をしていらっしゃるのでしょうか。お教えください。

 

学校教育部長

議員御質問の、各学校へ通知したことについて、児童生徒にはどのように伝わっているかということについてでございますが、各学校園では、この通知を受け、まず、職員朝礼や職員会議等を通して全教職員で共通理解を図り、児童生徒に対しましては、例えば学年集会であったり、そして各学級での指導等で、安全な登下校の仕方や正しい自転車の乗り方等について、各学校の実態に応じて指導を行うとともに、保護者へも周知することが大切だと捉え、学校だより、学校通信であったりとか、学年通信、ホームページ、また懇談会等、各校ごとにさまざまな方法で周知を行っているところでございます。
なお、こうした通知内容に基づく指導につきましては、これで終わりではなく、今後も継続して定期的に実施してまいりたいと考えております。

 

相崎

ありがとうございます。
私も気になりましたので、さまざまに聞いたりしましたところ、うちの子供の学校では6年生は担任の先生から話があったと。2年生の子はなかったということだったんですけれども。あと学校だよりというものにも掲載されてありました。
また、当該小学校の保護者さんに伺いますと、保護者への通知プリントがあったり、あと6年生にはカウンセラーが入ってというようなことも聞いて、もちろんさまざまに対策してくださっているかとは思いますけれども、しっかりと児童生徒に、こんな事故があって、今はこうで、本当に気をつけるんだよということをしっかりと、まずは伝えてほしいと思って、お伺いしました。
それと同時に、毎年、小学校、中学校では自転車教室を実施されているかと思います。その毎年実施している自転車教室でも、今回の事故を受けて、トラックの巻き込みという要因も教えて、実は実際、伊丹でもこういう事故があったんだよということも踏まえて、毎年実施している自転車教室でも改善を加えるべきだと考えますが、その点はいかがでしょうか。

 

学校教育部長

今、御質問がございました、自転車交通安全教室の内容の見直しについての御質問でございますが、1回目の答弁で申し上げましたとおり、小学校の自転車交通安全教室におきましては、これまでは正しい自転車の乗り方や通行場所等について、また、DVDを使った自転車安全利用の五則の講話、また、実際に自転車を使った演示等を中心に行ってまいりました。
しかしながら、トラックなどの車のいわゆる内輪差については、現在まで行っていなかったというところがございます。ですから、今回の事故を教訓としまして、今後、トラックなどの車の死角に加えて、内輪差等について、そういう車の特性についても新たに取り入れて実施してまいりたいと考えております。

 

相崎

ありがとうございます。
自転車教室は内輪差ということは強調してやっていなかったということですので、ぜひとも来年度以降の自転車教室では取り入れていただきたいと思います。
あともう一つ、今回は児童が青信号で進んでいたにもかかわらず事故に遭ったということで、それも子供たちにとっても衝撃的なことだったらしく、子供たちに、児童生徒に、青信号であってもよく左右を見て、自転車に乗るときはやるんだよというようなこともあわせて教えていただきたい、交通ルールを守って、なおかつ注意をするんだよということも、ぜひとも伝えていただきたいなと思います。
では、かわって、市長部局における今回の事故の対策なんですけれども、緊急事故防止現地検討会議というものを、11月23日の事故を受けて、関係者、また警察、地域の方々、自治会にも入っていただいて検討会議を行ったということです。
では、その検討会議ではどういったことが実際に議論されて、どういったことが具体的に改善されることになったんでしょうか。お教えください。

 

都市交通部長

11月23日に発生した事故に係る緊急事故防止現地検討会議におきましては、改めて事故の発生状況を確認した上で、事故現場がそれぞれの道路幅員が20メートルの県道と市道の交差点であったことから、横断歩道の位置を交差点の中心よりに移動させる、当該交差点のコンパクト化が検討されました。
具体策としましては、伊丹警察署により、自転車横断帯の撤去と、横断歩道及び停止線の移設が実施されます。また、県道と市道の道路管理者により、コンパクト化に伴う歩道の縁石及び点字ブロックの再配置や、道路上の区画線の補修、注意喚起看板の敷設等の改善策が実施されることになっております。
また、地元自治会では、歩行者と自転車が交錯しないような対策が要望されておりますので、今後、兵庫県警察本部に対し、左折矢印信号の設置について検討していただくよう、働きかけを実施してまいりたいと考えております。

 

相崎

聞くところによると、死亡事故が起こった際は、この緊急事故防止現地検討会議というのを開くことになっていると聞きました。それはもちろん結構で、しっかりと検討していただきたいんですけれども、それが形骸化していてはだめなわけで、しっかりと検討して、具体的に今後事故が起こらないように、具体的にこういうふうに改善するんだということが実際にきちんと決まらないと、これは意味がないなと思いましたので、実際にどういうことが改善されることになったんでしょうかとお伺いした次第です。
交差点を、横断歩道をもう少し交差点側に移動してコンパクト化する等々ということでした。
事故を無駄にしないためにという言葉がいいのかわかりませんけれども、しっかりとこの事故を踏まえて、二度と起こらないように対策をしていただきたいと考えています。
それから、ことしになって市内の自転車関連の事故が大変多いということも質問させていただきました。原因はと伺いましたところ、明確な原因はわかりかねるということでした。
ですが、ずっと伊丹市で自転車事故をなくしていこうということで取り組んできただけに、大変残念なことでして、憂慮すべき事態だと思ってます。
この状況を踏まえて、自転車関連事故の防止対策について、より強化すべきだと考えていますが、今後どのように進めていかれるのか、お教えください。

 

都市交通部長

事故防止対策について、強化や改善が必要ではないかとの御質問でございますが、現状の事故発生状況に鑑みますと、事故防止対策の強化が不可欠であると認識いたしております。
強化や改善の具体策としましては、生活道路へのカーブミラーの設置や、事故の発生が予見される危険箇所への注意看板の設置といったハード整備のほか、現在実施している自転車交通安全教室や交通安全イベントに地道に取り組み、自転車安全利用のための基本的なルールについて、繰り返し粘り強く市民の皆様に周知していくことが重要であると考えております。
その中で、より理解を深めていただくために教材や啓発資料の見直しを行うとともに、多くの方が参加しやすい日程設定等も必要になるものと考えております。
また、対策強化のためには、伊丹警察署との連携だけではなく、伊丹市独自でも地域の道路事情に即した啓発ができるように、啓発する側の職員の指導力向上や、交通安全啓発に専従的に取り組める人材の配置なども検討する必要があるものと考えております。
相崎

本当に、ことし自転車事故がふえたということは大変残念で、どうしてこれだけ力を入れて対策に取り組んできたのにふえたんだろうと、ずっと考えていたんですけれども、一つ考えられるとすれば、去年、28年度は事故件数がかくんと少なかったということも伺いましたので、ひょっとすると昨年度は、たしか6月に道交法も改正されたということもあって、特に力を入れて自転車事故対策の啓発なども行っていたので、それが功を奏していたのかなと。いつもどおりに戻って、揺り戻しがあったのかなというふうなことも考えまして、そういったことを鑑みますと、自転車事故対策というのはやはり絶えることなく、手を抜くことなく、ずっとこつこつとしっかりと続けていくことが、伊丹の自転車事故を少なくする唯一無二の方法なのかなと思い至っているところです。
伊丹は自転車が多いですので、自転車の事故対策というのは、もうこれは伊丹が抱えている課題です。少しでも自転車の事故を伊丹で減らす、なくす、少なくしていくために、今後も引き続き、そしてより一層、自転車事故の対策、しっかりと取り組んでまいりましょう。
では、次に、ボール遊びができる環境の整備に移ります。
稲野公園について伺いました。稲野公園について、もう少し伺います。
稲野公園、民間の保育所を誘致する考え、方向性もあるという中、全面リニューアルしてはどうかということなんですが、稲野公園運動施設、利用人数ですとか利用率は現在どのようになっているのでしょうか。これをお教えください。

 

生涯学習部長

利用人数等につきましては、先ほど御答弁いたしましたとおり、平成28年度において延べ約6万8000人の方に御利用していただいております。
その内訳につきましては、運動広場が約1万7000人、ゲートボール場が約2000人、卓球場が約8000人、そして変形自転車の利用者が一番多く、約4万1000人でございます。
また、運動広場における稼働率は51.8%でございます。

 

相崎

ありがとうございます。
自転車広場などは割と人気なんですけれども、ゲートボール場などは年間の御利用がおよそ2000人ということで、稼働の日数で割ると1日五、六人の方がということで、実際にゲートボールをされる方、割と少なくなってきているので、実際ゲートボール場はほとんど使われていないように見受けられるところです。また、何にも使えないようなフリースペースもあるということで、稲野運動公園については利用率が低いスペースもあるということも踏まえて、全面リニューアルを、この機会に全面の再整備をぜひとも考えていただきたい。
その際には、せっかくの機会ですので、地元の皆さんも一緒になって、どんな公園がいいんだろう。例えばワークショップを開いたり、アンケートをとったり、そういったことをして、地元の皆さんと一緒に、あのスペースを今後どういうふうにしていこうか、一緒に考えていこうということを踏まえて、ぜひとも稲野公園をより一層皆さんに親しんでいただけるスペースにしたいなと考えております。これはまた引き続き質問をしてまいります。
全体の、伊丹市において公園でボール遊びができる環境を整備していこうという話なんですけれども、御答弁では、先進事例の研究をしながら、地域の皆さんや関連部局と連携しつつ検討を行ってまいりますとの御答弁でした。
これは、これまでずっと同様の質問がなされてきて、同様の御答弁です。検討するということですけれども、進捗が見えてまいりません。検討するとの御答弁ですが、具体的にどう検討して、どう取り組むのでしょうか、お示しください。

 

生涯学習部長

今後、具体的にどう取り組むかという御質問ですが、公園のボール遊びについて、市に寄せられる利用者や周辺住民の方々からの御意見の大半は、ボール遊びにより被害を受けたとの苦情であります。
一方で、広場の減少や、学校グラウンドが自由に利用できない状況から、公園でボール遊びをさせてあげたいとの意見もいただいております。
現在、2カ所の公園において、子供たちにボール遊びをさせてあげたいとの地域の要望を受け、自治会や公園管理運営委員会と話し合いを行っております。
1カ所の公園では、バットを使用した野球やサッカーの試合など、他の利用者に危険なボール遊びについてはルールづくりが必要だとの御意見とともに、子供たちがルールどおり利用しているか、地域で指導することが困難なことや、ボール遊びを許可したことで事故や近隣家屋への被害があった場合、責任の所在が問題になるなど課題が多いことから、当面見送ることとなりました。
もう1カ所の公園につきましては、議員御案内のとおり、船橋市のような先進事例を紹介し、ボール遊びのできる曜日や時間帯を決める、夜間、早朝の利用禁止、遊べるボールを限定する、監視の体制づくり、フェンスの設置など、ボール遊びのルールづくりについても協議を進めているところです。
いずれにいたしましても、地域の皆さんの御理解、御協力があってこそ実現できるものと考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。

 

相崎

この課題につきまして、近隣住民の皆さんへ配慮したり、また、ほかの利用者さんへの安全を確保したりというのはもちろん必要なことであり、これらに配慮して、結局ボール遊びが禁止となっていっているという経緯も非常によくわかるところです。
ただ、これらを考慮して、じゃあもうボール遊びは禁止、あれもできない、これもできないというのは、いかにも知恵がない話ですが、この伊丹という市街地の中で限られた中での貴重なスペース、有効に使えているとは言いがたいのではないかと考えています。
なので、であれば、近隣住民に配慮をして、安全を確保して、ルールを整理して、場所を決めて、安全対策をして、限られたスペースの中でボール遊びができるようにしようではないかと、私は考えています。
公園は誰もが自由に使えるスペースで、そこまで決めるのはどうかと思いますけれども、スペースは限られています。きちんとルールを決めて、すみ分けをすると、より多くの方が快適に使えるスペースになるのではないかと思っています。
伊丹市が選ばれるまち、選んでもらえるまちになるためにも、ボール遊びができる環境をぜひ整備したいと考えていますので、ぜひ頑張ってまいりましょう。
以上で質問を終わります。